Happiness day
第1章 いつまでも
「翔くんが思い出してくれたところで
はい、乾杯…」
智くんが俺の持つグラスにカチンとグラスを当てる
「乾杯…」
グラスを口に運びシャンパンを一口含む
「だって智くんがそんなこと覚えててお祝いすると思わなかった」
「そんなことって…翔くんにはその程度なの?
俺と付き合い始めた記念日なのに?」
「いやっ!そうじゃなくて、智くんがそういうこと嫌いそうだなって思ったから
去年は何もしてないし…」
俺は記念日や誕生日をしっかりお祝いしたいけど
智くんに面倒くさい奴だと思われたくないから俺からは何も言わない
付き合う前もそうだった…
智くんの負担になるような事は一切言わない
付き合う時も智くんが世間話をするように『俺たち付き合おうか』ってサラッと言われ
俺は『うん、そうだね』って答えただけ
Jr.の頃からこの人の才能に憧れ
嵐になってすぐに恋愛感情を抱いた…
それでもメンバーとして智くんの傍に居られれば十分と
智くんを支えることだけを考え生きてきた
智くんに必要とされるのなら
俺はそれに応えるのみ…
『付き合おうか』と言われれば付き合うし
『別れようか』と言われれば彼の負担にならないように すんなり身を引く
俺は智くんの想いの全てを受け止めるだけ
それでも智くんを陰ながら支える事はやめないんだろうけどね
はい、乾杯…」
智くんが俺の持つグラスにカチンとグラスを当てる
「乾杯…」
グラスを口に運びシャンパンを一口含む
「だって智くんがそんなこと覚えててお祝いすると思わなかった」
「そんなことって…翔くんにはその程度なの?
俺と付き合い始めた記念日なのに?」
「いやっ!そうじゃなくて、智くんがそういうこと嫌いそうだなって思ったから
去年は何もしてないし…」
俺は記念日や誕生日をしっかりお祝いしたいけど
智くんに面倒くさい奴だと思われたくないから俺からは何も言わない
付き合う前もそうだった…
智くんの負担になるような事は一切言わない
付き合う時も智くんが世間話をするように『俺たち付き合おうか』ってサラッと言われ
俺は『うん、そうだね』って答えただけ
Jr.の頃からこの人の才能に憧れ
嵐になってすぐに恋愛感情を抱いた…
それでもメンバーとして智くんの傍に居られれば十分と
智くんを支えることだけを考え生きてきた
智くんに必要とされるのなら
俺はそれに応えるのみ…
『付き合おうか』と言われれば付き合うし
『別れようか』と言われれば彼の負担にならないように すんなり身を引く
俺は智くんの想いの全てを受け止めるだけ
それでも智くんを陰ながら支える事はやめないんだろうけどね