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Happiness day

第13章 キミの夢を見ていた

二「潤くん、翔ちゃん何か勘違いした?」

松「ううん、してない。
なぁ、ニノ…これから少し時間貰える?」

二「これから?もう家に帰るだけだから大丈夫だけど」

松「ならさ、家に来てもらってもいい?
俺、今日車で来てるから」

大切な話をするんだ
周りの目を気にしない、落ち着ける場所が良い

二「うん、いいよ」

ニコッと笑ってオッケーをくれた

ニノのこの顔…マジ可愛いくて超好き

今は俺だけ向けられてると思うと、それだけで嬉しくなる

松「じゃあ行こっか」

二「うん」

歩き出すと俺の隣に並んで歩いてくれる

普段はあまりないよな…
ニノの隣はいつも他の3人がいるから

この身長差と距離感、ちょうど良くね?

腕を伸ばせば肩を抱ける

そういえばこの前、番組内のクイズで懐かしい映像が出たな

雨が降る中、俺に肩を抱かれて歌うニノ
あの時、頬にキスしてくれたんだよなぁ…

嬉しくて、何度も繰り返して見て、夢にまで出て来た

誰にも話せないけどな

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