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Happiness day

第13章 キミの夢を見ていた

ニノを連れて家に帰って来た

ニノが我が家に来たのは初めてじゃないけど、ふたりっきりは初めてだ

松「何か食べる物用意するから、適当に座ってて」

二「え?ごはん食べさせてくれるの?ラッキー」

松「大したもんないけどな?」

二「えー、そんな事ないでしょ
前にみんなに肉くれたし、シャンパンのストックもあるんでしょ?」

松「まぁ、それはあるけど…飲む?」

二「いいの?お高いんでしょ?」

松「ははっ、いいよ。今持ってくるから、ちょっと待って」

二「あ〜、まだいいよ
潤くんと一緒に飲みたいから、ごはん出来てからにする」

松「オッケー、すぐ用意するから
ゲームでもして待ってて」

二「うん。ありがと」


パスタを茹でて、冷凍しておいたミートソースを温める

ニノは魚介類が苦手だから、生ハムを使ってサラダを作った

松「おまち〜」

ニノの前に、パスタとサラダを並べた

二「もう出来たの?はやっ!」

松「ミートソースは作り置きしてあるヤツだから」

キッチンに戻り、シャンパンとグラスを持ってリビングに戻る

二「肉だけじゃなく、パスタソースまで在庫してるの?
いつ来ても食べ物出して貰えるね」

松「おう。いつでも来ていいよ?」

ニノの向かい側に座り
シャンパンのコルクを抜きグラスに注ぐ

二「そんな事言ったら、本当にみんな来ちゃうんじゃない?
潤くんちオシャレで居心地いいから」

松「みんなになんて言わねえし…
ニノだから言ってるの」

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