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好 き と は 真 逆 で

第2章 忘れられない夜

美咲「じゃ、私行ってくるね」



私、今からお風呂に入ってきます




遥「1人で行けそう?」



美咲「大丈夫大丈夫!、痛みもだいぶ治まったし」




まだ心配そうな遥にそう言って私は部屋を出た。




足のことかばってお風呂が長くなっちゃいそうだから


みんなが終わったころに入ろうと思ったんです




だから、遥はもう終わってる



先生にもちゃんと許可を得て鍵も貰ったし、




焦らなくてすみます。








大浴場は大変だから今日はシャワーだけでいいかな












陽向太くん.......





あの時...どうして キスしたんだろう



そういえば落ちる前もキスされそうだった....








陽向太くんってもしかして...







いやいやいやいや、ない!ないです





シャワーも終わって、

鏡の前でタオルで髪を乾かしていると




一番右のシャワー質からビニール袋の音が...






私だけじゃなかったんだ。







よし、その人が終わるのを待って鍵閉めたら先生に渡さないと。








なんて考えていると、そのシャワールームのカーテンが空いた










美咲「え...」






鏡に移るその人を見て、驚いた。







陽向太「美咲さん」/ 美咲「陽向太くん」






まさか陽向太くんだったなんて。






そっか、


シャワーは男女関係ないんだ。





昨日大浴場行ったから忘れてた。

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