
Liar × Lover
第2章 Between the sheets
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「 お邪魔します………。」
「どうぞ、そんなに綺麗じゃないけど
上がって。」
私は誠斗さんと一緒に
駅のすぐ近くにある彼の家へとやってきた。
颯斗に以前聞いた話なのだけれど
彼はまだ学生のため実家暮らしだが
誠斗さんは実家から少し職場まで距離があるため
通勤の事を考え1人暮らしをしているらしい。
凄く綺麗な部屋…………。
女性みたいにまわりの物がきちんと
整理整頓され、整っている。
「 そんなにじろじろ見られると恥ずかしいな。」
誠斗さんが照れくさそうに笑った。
「 そこのソファーに座ってて。
お茶いれてあげるね。
あ、荷物は適当に置いてていいから。」
「 ありがとうございます。」
私はお礼を言い、彼に言われた通り
リビングにあるソファーに腰掛けた。
