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Liar × Lover

第6章 Sherry





昨日ぶりの誠斗さんの部屋。





まさか、こんなに早く
ここに戻ってくることになるとは
自分でも驚きだ。







誠斗さんと私は
ベッドにゆっくりと身体を沈めた。






間接照明のぼやけたオレンジ色が
部屋と、顔立ちの整った彼の顔を染める。







なんでだろう、昨日も
同じことをしてるはずなのに
今日は昨日の数倍ドキドキする…………










「 心月、緊張してるでしょ。」

少しからかい気味な口調で誠斗さんは言った。






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