テキストサイズ

Liar × Lover

第6章 Sherry




「 えっ何で顔隠すの。見せてよ。」

「 絶っっっ対嫌です!
今顔真っ赤だもん!!!」



誠斗さんは私の腕を掴み
顔を見たいと言い張るけど
私は必死に抵抗した。




 
「 もう…… 」

溜息混じりに誠斗さんが言う。

 




そして、私の腕を掴む手が離れた。






良かった………


かと思ったのも束の間だった。






「 …覚悟しろよ、心月。」


「 へ…???」





次の瞬間、誠斗さんは
私の右耳の耳たぶに優しく歯を立てた。




「 んぁ…… 」



再び、私を甘い快感が襲う。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ