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ある日突然NTR合戦に巻き込まれた不肖の僕

第3章 リアルまゆみの裸身に僕は…

それにしても、いきなり
「セックスしたい」
っていうなんて、なんて言うか…。
というか、まゆみと僕って、気軽にそんなことを言える間柄だったっけ?

確かに幼稚園児のころ、まゆみは僕を
「まさる、まさる」
と呼んでは、僕に身の回りの世話をさせたり、使い走りをさせたりしていた。僕は、そんなまゆみに心から仕え、まゆみ女王様の忠実な下僕であった。
「まさる、おまえは将来わたしの夫にする」
などと勝手に宣言されたが、僕は受け入れていた。

まゆみは幼稚園時代から、非常な美少女であった。
小学生になってからは疎遠になっていた(小学生時代は、同性でつるむことが多いんで)が、小6で行事で一緒になったとき思い出し、以来、僕のオナニーのメインおかずになっている。

中2で隣同士のクラスになり顔を合わせる機会が増えて喜んでいたが、そのとき熱く視線を交わしていた相手は実はまゆみじゃなくて、えりこだったわけだ。

「まさる。わたしとセックス、するでしょ?」
「…」
僕は、あぜんとして言葉が出なかった。

「わたしとまさる、このままじゃいけないと思って~♡ちっちゃいとき、将来結婚しようって約束したけど、もう中3だし、そろそろセックスしたほうがいいと思うんだ~♡まさるも、そう思うでしょ~?」
「…」

僕は、このとき、噂に聞く<初体験あるある>が自分に現出したことに驚いていた。
<初体験あるある>とは、本命の女子との関係がなかなか進展しないとき、突如現れた他の女子とセックスをしてしまい、その直後に本命の女子とセックスをする機会が訪れるという、不思議な現象のことだ。
これは実は科学的な根拠があると、僕は思っている。他の女子とセックスをしたことで男子の体がフェロモン噴出状態になり、そのフェロモンに本命女子が吸い寄せられ性欲を湧き立たせるのだ、と。

《しまった…。えりことセックスをしなけりゃよかった…。しかし、もう後の祭り。えりこと6回もセックスをして、しかもプロポーズまでしてしまった。言葉だけならまだしも、本気でまゆみのことを忘れようと思い定めてしまった…。だってえりこ、すげえいいカラダしてるから…。あんないいオンナ、離してなるものか…。まゆみの申し出は、断ろう》
僕は、いろいろ考えて、そう結論を出した。

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