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ある日突然NTR合戦に巻き込まれた不肖の僕

第3章 リアルまゆみの裸身に僕は…

「とりあえず、家に来てよ~♡」

しかし僕は、まゆみに強引に引っ張られ、のこのことついていってしまった。
まゆみは、僕が後をついてくるのを見て、あらぬ方向に向け、どや顔をしていた。(僕は、それに気がつかなかった)

なぜ、ついていったんだろうか?
それは、自分でも、よく分かっていた。
《十年来、好きで好きでたまらなかった女子、毎日毎日オナニーのおかずにしてきた女子が、この僕とセックスをしたがってる!?これは、千載一遇のチャンスじゃないか!?この十年来大好きだった女子と、すっ裸で抱き合ってセックスできるんだ!この十年来の夢が、かなうんだ!僕がセックスをしてあげたら、まゆみはめちゃくちゃ喜んで幸せになるに違いない!まゆみが心から喜ぶところを見たい!まゆみとセックスをしてもいいんじゃないか?本来、僕とまゆみはセックスをしてもいい関係、いや、当然セックスをするべき関係なんだ!もっと早くセックスをしなけりゃいけなかった、この中3では遅いくらいだ!》

このように僕は、虫がいいというか、自分に都合のいい論理を次々に重ねて、まゆみとセックスをしようという感じになっていた。
十年の恋、という重みは、大きかった。えりことの一生の約束も、簡単に反故(ほご)にしてしまうほどである。

まゆみの家は、旧家である。
木造の平屋建てだが、広い部屋がいくつもある。
僕は、その家の3間続きの和室の1つに通された。そこは、この家で最も豪華な区画で、十畳敷きの和室がタテに3部屋並び、親戚一同が集まるときはふすまを取り払って三十畳敷きの大広間になるというところ。その真ん中の部屋に通された。

「ふとん、敷くね~♡ちょっと待ってて~♡」
まゆみは、いそいそとふとんを敷き始めた。スプリングの利いた弾力じゅうぶんのマットレスを2枚重ねで部屋いっぱいに敷いた後、その上にふとんを敷いていく。ふとんは5人分敷いた。
「こんだけ広かったら、ごろごろ転がってセックスできるし~♡」
ごろごろ転がってするセックスなんて、どんなセックスだ?

ふとんを敷き終わったまゆみは
「それじゃ、シャワー浴びてくる~♡用意して、待ってて~♡」
と部屋から出ていった。

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