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ある日突然NTR合戦に巻き込まれた不肖の僕

第4章 まゆみと、えりこ

「ね?えりこ?今日、まさるとセックスをしたということは、明日もまさるとセックスをするつもり、だよね~?」
「う…、うん…」
「明日、何時にどこで待ち合わせ~?」
「8時に…、校門の前で…」
「そっかー。それじゃ、7時半にわたし、校門の前に行くね~?」
「…」
「まさるの心が、まだわたしにあるってこと、証明してやるわ~?」
「…」
「それでもし、万が一、まさるがわたしを拒み、あんたを選んだら、わたしは潔(いさぎよ)く身を引く。それで、いいでしょ~?」
「わ、わかった」

もちろん、まさるが自分を選ぶのは間違いないと確信してのことだ。

「ところで?」
まゆみは、先ほどからほのほのと強い願望を湧き出させていたので、思わず話を切り出した。
「え?」
「まさるは…、あんたとセックスをして、どんなふうだった~?」
「え…、どんなふう、とは?」
「…だから、興奮してたか?ってこと」
「そりゃ、まあ…。すごい興奮してたわ」
「そう…」

まさるがえりことセックスをしたというのは、とても衝撃的な事実。
しかし、その一方で、まさるがえりことセックスをして顔を真っ赤にし非常な興奮をしているようすを想像して、まゆみはなんだかカラダがカッカと燃え上がるのを感じた。
《わたしったら…、男を他人に寝取られてるのに、なんだか興奮してる~。まさるとえりこのセックスのようすを知りたがってる~!》

まゆみは、中3としては性欲がかなり強いほうであった。
オナニー回数は、実に1日に5回以上。休日などは、朝から夜まで夜中まで乳房と股間を弄(もてあそ)んでいた。もちろん、メインおかず(というか100%おかず)は、まさるである。

そんなまゆみは、この中3の夏休み、まさると絶対にセックスをすると心に決めていた。
ただ、どういうふうにセックスに持っていけばいいか、それが難しかった。

しかし、えりこがやらかしたことで、踏ん切りがついた。
そして、もう1つ。えりこがまさるを寝取ったその日、まゆみは、他の男子に抱かれていたのだ。それもあって、まさるとのセックスへのハードルが、ぐぐんと下がっていた。

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