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記憶色フレア

第2章 前戯 *

「俺も脱ぐからおあいこにして」


そう言って映司先輩がジャケットとカットソーを脱ぎ、ベッド脇に放った。

映司先輩の上裸………

程よく筋肉がついてて、やっぱりスタイルいい…


「あんまり見ないでください」

「ふふっ」


私の真似をする映司先輩、かわいい。


「かっこいいから見ちゃいます」

「さすが千絵ちゃん、模範解答です」


ぎゅっと抱きしめてふざけてくるけど、私は…

素肌で映司先輩とくっついてることにドキドキしてしょうがない……っ


「千絵、細いね」

「ぅ…」

「大事に扱わなきゃ…」

「……っ」


腰から下を撫で回されてぞくぞくする…

ふと、胸元が緩んだ気がして……


「後ろ…外しちゃった」

「ぁ……」

「見せてくれる……?」

「……うん…」


恥ずかしいけど、触ってほしい気持ちも強くて…

ゆっくりブラを外されて、胸が……露になる。


「っ……」


やっぱり恥ずかしくて手で隠しちゃった。


「ふふっ。可愛い」


笑ってキスをくれる映司先輩……

唇から首に、鎖骨に、肩に、指に……

そして私の手に映司先輩の手が重なる。


「あ……」

「このまま上から揉んでもえっちでよろしい」

「っ……」


映司先輩に自分の手を動かされて、
なんか自分で胸揉んでるみたいになって……


「え……映司先輩…えっち……」

「ごめんね、実はえっちなんだ…好きな女の子相手だとね」

「ぅぅぅ」

「えっちな映司先輩は嫌い?」

「っ……」

「嫌いじゃなければ……わかるよね?」


艶っぽい微笑みで見られて……胸が高鳴る…

キスしながら優しく押し倒されて…

隠していた手をどけて、映司先輩の肩に置いた。


「……いい子だね、千絵」

「あ……」

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