伯爵様と奥様の、愛し愛する性生活
第1章 Ⅰ
泉のようにアイリスの蜜が湧き出している場所へ、エドガーの硬い指が触れると、アイリスはまるで電流が走ったように仰け反った。
欲しかった刺激がついにやってきた喜びで、ひと撫でされただけで身体が歓喜に震える。
エドガーはそんなアイリスの素直な反応を見て、くすりと口元を笑わせた。
「こんなに濡らして……そんなにここに触れて欲しかったのか?」
「あぁ……っ!そんな……ちがいま………っんぅ…!」
「違わないだろう? ほら…どんどん溢れてくる。ごらん、お前の愛らしい蜜で俺の手もぐっしょり濡れてしまった」
「……っ」
エドガーは秘部から手をあげ、愛液がまとわりついているさまをアイリスに見せる。
すでにゆでだこのように真っ赤なアイリスは、もはや全身燃え上がるような感覚がした。
エドガーの手にいやらしく絡みついて光っているものが、自分の体からでたものだとはとても信じがたい。
恥ずかしい。
「ごめんなさい、エドガー様…んっ…はぁ…」
「どうした、なぜ謝る?」
エドガーは優しく聞きながら、またアイリスの秘密の花園へ手を添えた。
身体がぶるりと震える。
「だってあなたの指を…私のはしたない液体で汚してしまっているから」
言っていてアイリスは泣きそうになった。