I・I・NA・RI
第1章 二人の秘密
「恥ずかしいの…?」
首を縦に振って頷いた。
彼の顔が近づいた。
「目を見て。」
彼の声にしっかりと目を開けて彼を見つめた。
〈ずるいよ…〉
大好きな彼。優しく鋭い眼差し。
「あっ…。」
彼が耳元で囁く。
「可愛いよ。もっと見せて。」
私は椅子から立ち上がれない。
立ち上がることも許されていない。
既にブラウスは捲し上げられブラは下ろされている。
胸はブラに押し上げられあらわになっているのだ。
彼に見られていると思うと体が熱くなる。
「脚を開いて。」
彼の手が私の膝にかかる。
私は彼の言うがまま脚を開いた。