I・I・NA・RI
第1章 二人の秘密
ロングスカートを太腿の上までたくしあげられる。
「…菜乃の、が見えないよ?」
彼の声に体中電気が走る。
私は脚を大きく開いた。
「…寂しかった?」
彼が太腿に手を掛ける。
「…ぁ。うん…。」
膝がガクガク動く。
「そうか。いっぱいしてあげるね。」
彼の指が私を開いて行く。
彼、野神丈太郎。
私の全て。私の支配者。
「あぁ。こんなに濡らして。」
彼の長い中指が下からなぞりあげる。
「うぅ…。」
自分がいかに濡れているか彼の指の滑りでわかる。
「もう欲しいんだ?」
彼の中指がゆっくり私に入る。
「んっ!」
私が背筋を伸ばした瞬間