I・I・NA・RI
第2章 痴漢にご注意
執拗に痴漢行為にふける男。
完全に菜乃が抵抗出来ないとわかると
大胆にスカートに脚を割り入れ、菜乃を窓際へ押しやる。
電車が駅に停車した。
このチャンスに移動しようとしたが男の脚に阻まれ
動くことが出来なかった。
〈あぁ…。〉
菜乃の力が抜けた。男は更に脚を密着させてくる。
硬くなった股間を菜乃の体に押し当てていた。
「ふっ、」
男の右手はしつこく乳首を摘まんだり転がしたりを
続けている。
〈嘘っ!?〉
男の左手がブラウスの中に入ってきた。
再び走り出した電車。
男は停車して少し動きの制限が解けた一瞬に
鞄を足元の隅に押し込んでいたようだ。
〈………!…あ…!〉
左手が左胸に届いた。
菜乃の胸を揉み上げる。
右手は乳首を摘まんだり離したりを繰り返す。
〈そ、それは…。〉
足がガクガクする。
両手で乳首をキツく摘まんでいる。
菜乃は完全に力が抜けてしまった。