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I・I・NA・RI

第1章 二人の秘密




「ただいまぁーーーーっ!」



…?!



「やべ、…青斗か?」



彼が顔を上げた。



「菜乃、ごめん。」



彼は私のスカートを戻し、ブラウスを渡した。



「続きはまた今度ね。」



私は慌ててブラウスを羽織る。



「リビングで青斗止めとくから。」



彼がニコッと微笑む。







「待って!」



ドアノブに手を掛けた彼に後ろから抱きついた。



「大好き…。」



まだ体が熱い。



「菜乃…。」



彼が右手を上げて広げた。



「あっ、それ…。」



私の下着が彼の手の中にあった。





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