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I・I・NA・RI

第1章 二人の秘密




「今日はノーパンで帰るんだよ?」



彼が振り向いた。



「俺の舌の感触を思い出しながら行ってね。」



おでこに軽いキス。



〈もっと抱き合いたい…。〉



気持ちをこらえてなんとか頷いた。



彼が微笑んでドアからするりと出ていった。



「青斗ーーっ!」



彼が階段を降りて行った。



野神青斗。私の同級生だ。



そう、彼は同級生の父だ。



私は鞄と靴を抱え、そっとドアを開け階段を降りた。



スカートの中でアソコがスースー変な感じ。



そして静かに玄関を出た。



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