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淫乱調教

第2章 体験調教

二人はベッドの上で抱き合いながら余韻に浸っていた。荒くなっていた息遣いもおさまってきた時だった。

「あんなさん、いかがでしたか?初めての体験調教は。」

S男は最初の優しい口調に戻っていた。

「は、はい…こ、こんなに気持ち良かったの初めてでした。ありがとうございした。」

あんなは、恋人同士のようにS男に寄り添いながら幸せそうな表情を浮かべた。

「ふふ。調教と言う意味では、まだまだほんの入口ですがね。でも、調教未経験で、ここまでいやらしいとは…本当にあんなさんは淫乱ですね。」

あんなは、顔を赤らめた。

「どうです?また調教されてみたいと思いましたか?」

「は、はい…また…気持ちよくして頂きたいです。」

「あんなさんがよろしければ、体験ではなく、本当に主従関係になってみませんか?肉体的な快楽だけではなく精神的にも快楽を与えてあげたい。」

「……………」

「無理にとは言いませんよ。もちろんプライベートが優先です。あんなさんのプライベートには干渉しませんし、日常生活にも入り込みません。ただ私と会う時だけ…調教の時だけは私の可愛いペットであってほしい。ただそれだけです。」

「は、はい…わ、わかりました…よ、よろしくお願い致します…」

「ふふ、あんなさん可愛いですよ。では次の調教までに、一つだけ御主人様としての命令を与えます。日常生活に支障があるなら、断って頂いても構いませんが。」

「は、はい…何でございましょうか?御主人様…」

「ふふ、ペットの証としてパイパンにしてきてください。大丈夫ですか?」

「か、かしこまりました…御主人様…」

こうして体験調教は終わった。しかし、体験だけにとどまらず、今後は主従関係として調教を受けていくことになった。怖い気もするが、与えられた快楽に抗うことができなかった。それと同時にいけない世界に入り込んだ背徳も感じていた。それでも次の調教は、どんなことをされるのか、そう考えるだけで身体を疼かせる自分がいた。

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