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淫乱調教

第3章 本格調教までの日常

体験調教の翌日、普段通り、あんなは会社へと出勤した。S男に恥ずかしいことを強要され、みじめに、そして玩具のように扱われたが、これまでに味わったことのないような快楽を得ることが出来たのもあっただろう。いつもなら憂鬱な週の始まりも、心なしか気分が晴れていた。

仕事中もテンションは高かった。彼氏と別れた時、落ち込んでいたあんなのことを心配してくれていた同僚で仲の良い女子社員からも、「新しい男でもできた?」と聞かれたくらいだった。

そしてお昼休み、ランチを終えて、同僚と話しながら休憩室でくつろいでいると、S男からLINEが届いた。昨日の体験調教の時に撮影された写真や動画と共にメッセージが添えられていた。

『昨日のあんなさんの恥態を撮影したものです。近いうちにサイトにアップします。見知らぬサイトの訪問者の人達が、あんなさんの恥態を見て、どう思うでしょうね?』

周りに見られないように、慌ててスマホの画面を閉じる。見知らぬ人達が、あんなの恥態を見ると思うと、恥ずかしくなってきて身体を熱くさせた。

「ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね。」

あんなは、話していた同僚に断ってトイレに向かった。個室に入り、洋式便器に腰をおろすと再びスマホの画面を開いた。あらためてS男から送られてきた写真に目を通す。そこには調教を受け、乱れている自分自身の姿があった。

さらにイヤホンをセットして動画も見た。調教されている時は気にしていなかったが、狂ったような喘ぎ声を上げていた。まるで、何度か見たことのあるAVのようだった。

それからスカートを捲り、ショーツを下ろして股関に手を伸ばす。すでに陰部からは粘り気のある蜜を溢れさせていた。普段、家で自分自身を慰める時のように、右手の親指と人差し指でクリトリスを摘まんでコリコリとさせながら、中指と薬指を膣内に挿入させてGスポットを刺激させる。

「…………………………んっ!」

声が出ないように我慢していたが、思わず声を漏らしてしまう。誰かに聞かれなかったか焦ってしまったが、それでも指の動きは止まらない。声を圧し殺しながら弄り続けると、今度はピチャピチャと陰部から響く、淫らな音が気になってくる。あんなは音姫のスイッチを入れて、さらに指の動きを早めると、すぐに絶頂に達してしまった。



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