【new】淋しがり屋のドロップス
第1章 過保護注意
「うん、そう。わかった。うん、伝えておく。日向楽しみにしてたけど、残念」
最初は大変だったけど、慣れれば、全然平気だし、趣味になりつつある。
末っ子……と言っても一つ年下の日向は来月誕生日だから
手作りの料理でもてなそうと思っていし、パーティメニューを考えるのが楽しくてたまらないくらいだ。
料理も洗濯も嵌まると以外に楽しい。
そんな楽しみな行事を目前に、両親からの電話だった。どうやら来月の来日は難しいと連絡が入った所だった。
ママは独立したばかりのファッションデザイナーだし、パパはコンサルティングの事業で大忙しなのは知ってる。
「じゃおやすみ」
兄弟五人が自立出来るようになってからは両親の仕事の幅も比例して大きくなっていった。
「夜空だれ?」
「パパだよ。来月、日向のパーティこれないみたい。」
「そう、残念」
丁度、廊下を通りかかった日向が僕に気づいて近づいてきた。
「でも、日向の好きなもの沢山作るし、イッチャン達もくるよ。たのしみだね」
「いいよ、別に、イッチャン達も要らないし、美味しいご飯もいらないよ、オレ、夜空いるだけでいいもん」
「こら、ちょ、くすぐったいよ」
180㎝の巨体で僕に抱きついてくる。
軽く持ち上がる程、あっという間に体格差ができてしまい、憎たらしいけど
末っ子だからまだ両親に甘えたりないんだと思う。
それに、上の双子兄達は末っ子だからとやたら日向を苛めるし、日向も少し擦れた性格になってしまった。
昔はもっと素直で可愛いかったんけど、
「こるぅぅあ!!」
「痛っっ空兄!いでででででで!!!!」
「空、やめ、やめて!ただじゃれてただけじゃん!!」
「へぇ」
最初は大変だったけど、慣れれば、全然平気だし、趣味になりつつある。
末っ子……と言っても一つ年下の日向は来月誕生日だから
手作りの料理でもてなそうと思っていし、パーティメニューを考えるのが楽しくてたまらないくらいだ。
料理も洗濯も嵌まると以外に楽しい。
そんな楽しみな行事を目前に、両親からの電話だった。どうやら来月の来日は難しいと連絡が入った所だった。
ママは独立したばかりのファッションデザイナーだし、パパはコンサルティングの事業で大忙しなのは知ってる。
「じゃおやすみ」
兄弟五人が自立出来るようになってからは両親の仕事の幅も比例して大きくなっていった。
「夜空だれ?」
「パパだよ。来月、日向のパーティこれないみたい。」
「そう、残念」
丁度、廊下を通りかかった日向が僕に気づいて近づいてきた。
「でも、日向の好きなもの沢山作るし、イッチャン達もくるよ。たのしみだね」
「いいよ、別に、イッチャン達も要らないし、美味しいご飯もいらないよ、オレ、夜空いるだけでいいもん」
「こら、ちょ、くすぐったいよ」
180㎝の巨体で僕に抱きついてくる。
軽く持ち上がる程、あっという間に体格差ができてしまい、憎たらしいけど
末っ子だからまだ両親に甘えたりないんだと思う。
それに、上の双子兄達は末っ子だからとやたら日向を苛めるし、日向も少し擦れた性格になってしまった。
昔はもっと素直で可愛いかったんけど、
「こるぅぅあ!!」
「痛っっ空兄!いでででででで!!!!」
「空、やめ、やめて!ただじゃれてただけじゃん!!」
「へぇ」