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【new】淋しがり屋のドロップス

第5章 おまけ#R18#


さっきまで前後不覚だった癖に、気を取りも出したのか急に恥ずかしがって見せた。

はぁ

我ながらオレの理性も鬼のように鉄壁で安心する。
何時か大暴走しそうだ。

「ほら、風呂入ろう?洗ってあげる」
「っ……腰…立たない……」

そっとキスをして夜空を持ち上げる。
夜空が自分に甘えてくるのは普通に嬉しい。
今までの付き合いのある女の子に刺し殺されそうだ。
オレが一人にここまでするのは無いことだから。
恥ずかしい話、どんな女の子と遊んでも夜空に抱く気持ちに勝ることは絶対になかった。






「イッチャン入らないの?」
「何?オレの裸がみたいの?急にエッチになったね。一皮剥けちゃったもんな」
「ち、違うもん!!エッチなのはイッチャンだよ!!バカ」
「ハイハイ、オレは後で入るよ。ほら、シャンプー流すぞ」

大体、母親だってオレの気持ちに気づいてるし、オレがバイだって説明した上で、
「夜空以外養子は受け入れませんよ」
と言わせた。
夜空はどう思ってるか知らないけど、あの母さんが夜空にだけ特に良くしてるのはそういう事なのだ。


「ね、ねぇ、イッチャンはどのくらい……そのスるの?」
「んー?何を?」
「い、意地悪っ」
「えーナイショ」

本当は毎晩、青空達と遊びに出ては夜空の代わりと朝まで遊んでるけど
そんな事言ったら、夜空は卒倒してしまうだろ?

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