【new】淋しがり屋のドロップス
第6章 頭痛の種は何だったのか
こんな物言いをされたのは初めてだ。真っ正面から強い眼光で睨まれる。
なんだというんだ。
全くもって不快だ。
「煩いなぁ……放っておいてくれる?気分悪いんだ。気に入らないなら捨ててよ。それ」
「あぁん?ちょっと有名だから弄ってみてやれば、お前、本当に性格悪いのな
夜空とは大違いだ」
「夜空は関係ないだろ。だいたい、別にアンタの機嫌なんて取ったってなんにもならないし。っかなんなの?」
あぁ、なんて今日は最悪なんだ。
頭も痛いし、イライラも全然止まらない。
訳のわからないチンチクリン野郎に絡まれて、面倒臭い。
その場を離れようとし翻した瞬間だった。
ガタッ
「……っっ」
「って、おい、大丈夫か?」
急に足元がぐらつき、膝の力が抜ける感覚。
あぁ、もぅ最悪だ。目がチカチカして立ちくらみまで引き起こしてしまったじゃないか。
「フラフラして危ねぇなぁ」
「放っておいてくれよ。心配するくらいならどっか…っっっ!?」
と、その時。
言い終わる前に勢い良く頭をひっ捕まれた。
目眩のする頭では反射もできず抵抗さえ出来ずに地面へと叩き下ろされてしまった。
体や捕まれた頭皮がジンジンと痛い。
落とされた衝撃から気づくと頭は彼の膝の上だった。急なことに驚いて、暫く何もできなかった。
と言うより、チンチクリン野郎がオレの頭を押さえつけられ身動きが取れなっている。
「ちょっ、離せよっ」
「だーまーれっつの。真っ青な顔して、オレの前でぶっ倒れられたら、オレがなんかしたみたいじゃん」
「煩い、余計気分がわる…っ痛っ」
「ほら、少し大人しくしてろよな。病人」
気分もわるいせいか何が何だかわからなくなってきた。
さっきまで怒って突っかかってきたと思えば今はオレを心配して膝枕をさせている。
なんだというんだ。
全くもって不快だ。
「煩いなぁ……放っておいてくれる?気分悪いんだ。気に入らないなら捨ててよ。それ」
「あぁん?ちょっと有名だから弄ってみてやれば、お前、本当に性格悪いのな
夜空とは大違いだ」
「夜空は関係ないだろ。だいたい、別にアンタの機嫌なんて取ったってなんにもならないし。っかなんなの?」
あぁ、なんて今日は最悪なんだ。
頭も痛いし、イライラも全然止まらない。
訳のわからないチンチクリン野郎に絡まれて、面倒臭い。
その場を離れようとし翻した瞬間だった。
ガタッ
「……っっ」
「って、おい、大丈夫か?」
急に足元がぐらつき、膝の力が抜ける感覚。
あぁ、もぅ最悪だ。目がチカチカして立ちくらみまで引き起こしてしまったじゃないか。
「フラフラして危ねぇなぁ」
「放っておいてくれよ。心配するくらいならどっか…っっっ!?」
と、その時。
言い終わる前に勢い良く頭をひっ捕まれた。
目眩のする頭では反射もできず抵抗さえ出来ずに地面へと叩き下ろされてしまった。
体や捕まれた頭皮がジンジンと痛い。
落とされた衝撃から気づくと頭は彼の膝の上だった。急なことに驚いて、暫く何もできなかった。
と言うより、チンチクリン野郎がオレの頭を押さえつけられ身動きが取れなっている。
「ちょっ、離せよっ」
「だーまーれっつの。真っ青な顔して、オレの前でぶっ倒れられたら、オレがなんかしたみたいじゃん」
「煩い、余計気分がわる…っ痛っ」
「ほら、少し大人しくしてろよな。病人」
気分もわるいせいか何が何だかわからなくなってきた。
さっきまで怒って突っかかってきたと思えば今はオレを心配して膝枕をさせている。