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ローターとバイブと弟と私

第5章 5.形状??

私の家にやって来たバイブ君は、時代劇の岡っ引きの人が持っている《十手》のような形状をしている。
メインの太いチンコに、枝分かれした小さいチンコが生えたような出で立ちなのである。
Amazonでポチったときには、少し興奮気味で形状のことなど詳しく考えなかったが、いざ商品を目の前にすると、どうやって使っていいのかわからなくなった…。

考えられる使い方は2パターン。

1.大きいチンコをマンコに挿入し、小さいチンコをアナルに挿入
2.大きいチンコをマンコに挿入し、小さいチンコの先でクリトリスを刺激

実際に股のところに持ってきて、マンコとバイブの長さを比較してみると、どうやら(2)の方が正解のようで安心した。

なぜ安心したかと言うと、《アナル》という未知の世界を表すキーワードも魅力だが、バイブ初体験のときにアナルも「同時開通」というのは少しハードルが高すぎるからだ…。

――しかし、バイブレーターとは生々しい形状をしている。
ピンク色でスケルトンなのだが、まさに「チンコそっくり」であり、とくに亀頭の部分の反り上がり具合などは完璧なフォルムをしている。

私は処女なので実際に男のチンコを咥えたことがない。
もう、本当に、早くリアルチンコを口で咥えてみたいのだが、現実はそう甘くないのだ。

ということで、私はバイブ君のリアルな亀頭を咥えてみたのだ…。

(ゴム臭い!!)

これが私の初フェラの感想である。

バイブ君から口を話しても、鼻をつくような《残り香》が口の中いっぱいに残る。
これはどうやら口に咥えるのには適していないのだな……。

一人納得する私。

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