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私にオチンチンがくっついたら……。

第1章 貰ったもの

 便座に背中を向けた。

 あっそうだ。
 
「立って出来るのかな」
 
『やったことねえのか、立ちション……』
 
「そういえば幼稚園のころだっけ、男の子のマネして……」
 
『で……したのか、立ちション……』
 
「……うん……だけど、結局、オシッコ、前には飛ばずに……」
 
『うひひ、パンツ……』
 
「びちゃびちゃにしちゃって……ああ、今、思い出してもブルーになっちゃう」
 
『……ほら、便座上げて、便座の前に立て』
 
 私は、初めて便座を自分で上げて、便器の方を向いて立った。
 
『じゃあ、摘め……強く摘むなよ』
 
「うん……」
 
『……狙いを定めて、尻の力を抜くんじゃ』
 
 私の身体の奥から、オチンチンの方に水が揚がるのが分かった。それがオチンチンの先に貯まる。
 
 ジョーー。ドボドボドボドボ……。だけど飛沫が凄い。
 
「出た……」
 
 やっとオシッコが止まった。凄く長い時間のようだった。
 
『そのままな。まだ、オマケがあるぞ』
 
「オマケ……? いやん、きゃん……」と、聞いたあとゾクっとした感じに身体がブルブル震えた。全身に鳥肌が立ちそうだった。乳首がキュンと固くなった。
 
『フリフリするのも……忘れるな。小便が管に残っていると悲惨だぞ』
 
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『どうじゃ。初めての立ちションは……』
 
「男の子は最後のブルブルって……」
 
『ああ、イッたときのようでよかったじゃろ?』
 
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