ヌードモデルと記憶のショーツ
第2章 服を脱がされるのは当然ですか?
ゆっくりと時間はたち、あと一枚で私は全裸という姿にされていた。
先輩はすでに全裸になっていた。
私を一枚脱がすたびに、自分も一枚脱いでいったのだろう。
白いレースのショーツ。
取り去るか、取り去られるか。
いずれにしろ、それで羞恥の時間は終わる。
一枚を失なえば、完全な快楽を享受する姿になれる。
それなのに、
──かわいいパンティだね。
先輩が言った。
えっ、えっ!
恥ずかしいこと言わないで。
抗議しようとした口をキスで塞がれた。
こんな格好でキスを受けたのは恐らく人生初だ。
▽
抱き起こされ、ショーツ一枚で立たされる私。
どうしてこんなに恥ずかしいのだろう。今までさんざん全裸を見られてきたのに。
抱きすくめられた。
そして、
「まみ……」
という声を聞いた。
▼
▼
まみ、とは真美──遠距離恋愛の相手と思うのが自然だったが、
実は事故で亡くなった高校時代の恋人の名前だった。
それくらいの嘘は許そう。
▼
▼
先輩はすでに全裸になっていた。
私を一枚脱がすたびに、自分も一枚脱いでいったのだろう。
白いレースのショーツ。
取り去るか、取り去られるか。
いずれにしろ、それで羞恥の時間は終わる。
一枚を失なえば、完全な快楽を享受する姿になれる。
それなのに、
──かわいいパンティだね。
先輩が言った。
えっ、えっ!
恥ずかしいこと言わないで。
抗議しようとした口をキスで塞がれた。
こんな格好でキスを受けたのは恐らく人生初だ。
▽
抱き起こされ、ショーツ一枚で立たされる私。
どうしてこんなに恥ずかしいのだろう。今までさんざん全裸を見られてきたのに。
抱きすくめられた。
そして、
「まみ……」
という声を聞いた。
▼
▼
まみ、とは真美──遠距離恋愛の相手と思うのが自然だったが、
実は事故で亡くなった高校時代の恋人の名前だった。
それくらいの嘘は許そう。
▼
▼