
だって好きなんだもん
第2章 かわいい幼馴染 Aside
"……にのみや かずなり…です”
あれは忘れもしない俺が6歳でかずが5歳の頃。
初めて会った時からかずはかわいかった。
ほんっっっとにかわいかった。
今でこそ身長差があるけどあの頃はほとんど背丈も変わらなかった。
それなのに色白で中性的な顔立ちのせいか、自分と同じ男かめちゃくちゃ疑った。
だって俺母ちゃんに聞いたもん。
”ねぇ、かずってほんとにおとこなの?“って
それからというもの実の弟と同じくらい、いや、弟以上にかずのことを可愛がってきた。
かずの両親はもちろん、俺の親やかずより年下の弟でさえもかわいいかわいいとかずを溺愛している。
かずは本当にかわいい。
色白でほっぺも餅みたいにモチモチしている。
腕や足の細さなんて女の子と同じくらいだと思う。
”まーくんだって細いじゃんってかずからよく言われる。
いや、違う。
全然違う。
確かに俺も細いけど、肩幅もそれなりにあるし腹筋だってちゃんと割れてるし!
でもかずは華奢。
とにかく華奢。
それに仕草も女の子っぽい。
座るとき気づいたら内股になってるし、同年代の男みたいにゲラゲラ笑わない。
口を両手で隠しながら笑う感じ?
なんていうか、上品。
でも俺は外見以上に中身がかわいくて仕方ない。
口では捻くれたことを言うけど根が優しい。
何か困ったことがあるとすぐに、まーくんって言う。
俺にわがままなおねだりをすることもある。
でもその内容がしょうがないな。ってことばっかり。
アイス買って飲み物買ってとか、寒いからパーカー貸してよとか、めんどくさいから髪の毛乾かしてとか、一緒にゲームしようよとか。
あいつはなんだかんだ言って優しいやつだから俺が本当に困るわがままは言わない。
そんなところもかわいい。
俺の人生9割はかずに捧げてきた。
だから俺がかずのことを好きだと自覚するのには何の抵抗も抱かなかった。
あれは忘れもしない俺が6歳でかずが5歳の頃。
初めて会った時からかずはかわいかった。
ほんっっっとにかわいかった。
今でこそ身長差があるけどあの頃はほとんど背丈も変わらなかった。
それなのに色白で中性的な顔立ちのせいか、自分と同じ男かめちゃくちゃ疑った。
だって俺母ちゃんに聞いたもん。
”ねぇ、かずってほんとにおとこなの?“って
それからというもの実の弟と同じくらい、いや、弟以上にかずのことを可愛がってきた。
かずの両親はもちろん、俺の親やかずより年下の弟でさえもかわいいかわいいとかずを溺愛している。
かずは本当にかわいい。
色白でほっぺも餅みたいにモチモチしている。
腕や足の細さなんて女の子と同じくらいだと思う。
”まーくんだって細いじゃんってかずからよく言われる。
いや、違う。
全然違う。
確かに俺も細いけど、肩幅もそれなりにあるし腹筋だってちゃんと割れてるし!
でもかずは華奢。
とにかく華奢。
それに仕草も女の子っぽい。
座るとき気づいたら内股になってるし、同年代の男みたいにゲラゲラ笑わない。
口を両手で隠しながら笑う感じ?
なんていうか、上品。
でも俺は外見以上に中身がかわいくて仕方ない。
口では捻くれたことを言うけど根が優しい。
何か困ったことがあるとすぐに、まーくんって言う。
俺にわがままなおねだりをすることもある。
でもその内容がしょうがないな。ってことばっかり。
アイス買って飲み物買ってとか、寒いからパーカー貸してよとか、めんどくさいから髪の毛乾かしてとか、一緒にゲームしようよとか。
あいつはなんだかんだ言って優しいやつだから俺が本当に困るわがままは言わない。
そんなところもかわいい。
俺の人生9割はかずに捧げてきた。
だから俺がかずのことを好きだと自覚するのには何の抵抗も抱かなかった。
