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ひとつ屋根の下の愛情論

第19章 【最終章】ひとつ屋根の下したの愛情論


あの日――――…俺は予告通り…



律夏に抱かれた。



しかも――――――――…めちゃくちゃに。


初めての俺を容赦なく攻めまくり、鳴き叫ぶ俺に何度も「愛している」と囁いた。


何度も意識が飛びそうなったが――――そのつど律夏が俺を引き上げ…イキ狂わせる。



まさに――――地獄のような…天国だった。



二人の奇跡のような性癖は…この瞬間を待っていたと言わんばかりに互いを求め続けた。


ホテルを出る時には――――俺の声は嗄れ果て酷い状態だった。



しかし、半年たっても律夏の攻めは緩まることなどなく――――毎回俺は地獄のような…天国で嬉し泣きを繰り返している。


「秋音――――今日は…午後から?」


大学の授業予定を聞く律夏はベッドに座り俺の頭を 撫でる。


あんなに酷いセックスをしておきながら…普段はこうやって俺を甘やかす。


「ん――――…午後の抗議が…教授の都合でなくなったから――――今日は休み…腰痛いし…ラッキーだ」


「そんなに痛いか?悪かったな――――…俺は、仕事だけど休もっかな?」


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