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僕はアノ音を聞いてしまった。

第5章 ライチのように

「んっ、んん……」
 
 マサミがアーモンドのような目を見開いた。
 
 ペニスはまだ脈を打っている。
 
 マサミの喉がコクンと鳴ったあと、ケホッと一つ咳をした。
 
「苦い……いっぱい出たわね。ドキドキしちゃった。ほら、まだ出てるわ」
 
 マサミの唇が淳也の先端をすする。
 
 淳也の体内が最後の一滴まで搾り出そうと筋肉を収縮させる。
 
「ああ、僕……うあん……」
 
 淳也の身体がピクリと跳ねる。
 
「苦くて、青臭いプロテインだわ」
 
 とマサミが呟いたあと、自分の広角に垂れた甥の白濁を指にとって、自分の口に運ぶ。

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