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僕はアノ音を聞いてしまった。

第7章 夏休みの終わりに

「だ、大丈夫? ノダキョー、今日は止めようか?」
 
 真っ赤に染まった恭子の顔が左右に動く。恭子が淳也に抱きつく。淳也の芯だけが恭子の膣の引き込まれる。
 
「んっ、い〜〜っ……んんうう〜〜うっ」
 
 恭子が歯を食いしばる。
 
 淳也が恭子をさらに強く抱きしめる。
 
 恭子の抵抗が緩んだ。
 
 淳也が根本まで、ねっとりと熱い恭子に包まれている。
 
「ノダキョー、僕たち一つになってるよ」
 
 汗だくの恭子が、ウンウンと頷く。そして、その唇が「ありがとう、ありがとう」と動いた。
 
「ノダキョー、僕の方こそ、ありがとう」
 
 淳也は唇を恭子の唇に重ねた。

おわり

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