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　　　　　　　　　９

　「私も
　　めぐみちゃんが、
　　好きだけど…」
　「好きです
　　おじさま
　　大好きです
　　愛してください」
　と言って、おじさまに、抱きつきました。
　「でも
　　わたし
　　ほんとは
　　代わりは嫌です」
　「えっ」
　「わたしを
　　この
　　めぐみを
　　愛してください」
　「わかった
　　そこまで言われて
　　愛さないのは
　　かえって
　　めぐみちゃんに
　　失礼だ」
　「そうですよ」
　「ただ
　　きょうは
　　予防品がないから
　　この次にしよう」
　「いいんです
　　わたし
　　きょう
　　安全な日なんです」
　「いや
　　駄目だ」
　「わたし
　　おじさまが
　　大好きなので
　　おじさまを
　　直接
　　感じたいので
　　安全日の
　　きょう
　　話したんです」
　「でもね
　　めぐみちゃん
　　安全な日でも
　　子どもができる
　　可能性は
　　あるんだよ」
　「いいんです
　　おじさまの
　　子どもができたら
　　嬉しいです
　　わたし
　　産みます
　　そして
　　おじさまの
　　分身として
　　育てます」
　「そこまで」
　「はい
　　おじさまが
　　好きです
　　大好きです」
　「じゃあ
　　安全な日というのは」
　「本当です
　　安全な日なら
　　おじさまが
　　わたしを
　　直接
　　愛してくださると
　　思ったんです」
　「わかった
　　めぐみちゃん
　　私は
　　めぐみちゃんが
　　大好きだ
　　めぐみちゃんを
　　愛したい」
　「嬉しい
　　おじさま
　　ほんとに
　　嬉しいです」