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勾引かしの罪

第1章 episodeⅠ



這うような慧斗さんの手が、ゆっくりと身体のラインをなぞる。
触れるか触れないかの絶妙な力加減は、私の身体の熱を焚きつけた。


体温がどんどん上がっていくのがわかる。
多分慧斗さんにも伝わっているだろう。
けれど彼の手は辞める気配などはなく、身体の隅から隅まで何度も愛撫され続けた...。




白い肌の上を、男らしいゴツゴツとした手が滑るようになぞる。

首筋








太もも



彼の手に触れられた場所は電流が走ったように痺れ、ふわふわとした感覚が広がる。

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