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インターセックス

第3章 新しい家族

 僕は、舞い上がってしまった。絶望していた僕に一筋の光が見えてきたような気持ちだった。
「いいのね、やったー! 夏音ちゃん可愛い」
加奈子が立ち上がり僕を抱きしめてくれた。

 加奈子の柔らかい胸が暖かく僕を包んでくれた。この感触は、一生忘れない。

 こうして僕は、川谷夏音としてここで暮らすようになった。

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