インターセックス
第5章 川崎哲也君からの告白
周りの女子たちの会話が止まる。皆が私に注目している。
「ねえ,よかったら僕と付き合ってくれない?」
「はあ? 哲也くんと私が付き合うの?」
周りの女子たちがクスクス笑っている。
「夏音、付き合っちゃえばいいじゃん。どうせ彼氏いないんだし」一番の下ネタ好きのルイが勧めてくる。
「えー、でも……」正直めんどくさい。
「友達からでいいんで付き合ってください。お願いします」と両手を突き出し頭を下げてくる。
「はあ、じゃあお友達という事で……」差し出している手をそっと握る。
「ありがとー」哲也くんは、よほど嬉しかったんだろう小躍りしてはしゃいでいる。
ルイは、私を見てニヤニヤしている。後で聞いたことなのだがルイが仕込んだ事だった。
これでまた憂鬱な事が増えてしまった。哲也くんには、申し訳ないけど全然興味ないから。
それから毎晩のようにメールが来る。適当に合わせて返信しているが超面倒くさい。
「ねえ,よかったら僕と付き合ってくれない?」
「はあ? 哲也くんと私が付き合うの?」
周りの女子たちがクスクス笑っている。
「夏音、付き合っちゃえばいいじゃん。どうせ彼氏いないんだし」一番の下ネタ好きのルイが勧めてくる。
「えー、でも……」正直めんどくさい。
「友達からでいいんで付き合ってください。お願いします」と両手を突き出し頭を下げてくる。
「はあ、じゃあお友達という事で……」差し出している手をそっと握る。
「ありがとー」哲也くんは、よほど嬉しかったんだろう小躍りしてはしゃいでいる。
ルイは、私を見てニヤニヤしている。後で聞いたことなのだがルイが仕込んだ事だった。
これでまた憂鬱な事が増えてしまった。哲也くんには、申し訳ないけど全然興味ないから。
それから毎晩のようにメールが来る。適当に合わせて返信しているが超面倒くさい。