インターセックス
第6章 人生初のキッスは、同性だった。
ほぼ無口で親友と呼べる友達は、いなかった。
そんな私に下級生の友人ができた。私と同じ書道部に所属する立山すばるだった。
すばるは、私より少し小柄で可愛いタイプの少女だ。いつも明るくどちらかというとキャピキャピしている。
いつもミニスカートでパンツが見えちゃうんじゃないかって心配してた。
と言うか実際時々見えている。ピンクの花柄のパンツが多いい。
あっけらかんとしていて私とは、真逆に感じる。でも嫌いじゃない。
周りを気にして俯いている私に明るく話しかけてくれるからだ。
本当に気を使わないで話ができる唯一と言っていいほどの友人だ。
いつも下校する時は、途中まで一緒に帰る。
そんな6月のある日いつものように校門の外ですばるが待っていた。
「かのんせんぱいー、一緒に帰りましょ」
いつもの調子で笑顔満載で腕に絡みついてくる。
「ちょっとー、あんまり絡みつかないで。恥ずかしいじゃん」笑いながら言う私。
その日は、いつもより絡みついてきた。
内心、すばるの姿が可愛くって笑顔がこぼれてしまう。
「ごめんなさい……」
「ねえ、どうして毎日ついてくるわけ?」
「先輩は、私の憧れなんです」
「憧れって? 私に? どこがいいのよ?」
「だって、カッコいいし。可愛いし……」
「ふーん、そんな事言われたの初めてだわ」
「先輩、家まで行ってもいいですか?」
「私の家まで? 良いけど」
こうして、とりとめない話題に花が咲き気がつくと我が家に着いていた。
「ねえ、先輩ちょっと寄っていっていいですか?」
「いいけど、明日、中間テストだし、勉強しなきゃ…… まあ、ちょっとだけならいいよ」
「いいんですか。うれしー。勉強のじゃまにならないようにちょっとだけ」
そんな私に下級生の友人ができた。私と同じ書道部に所属する立山すばるだった。
すばるは、私より少し小柄で可愛いタイプの少女だ。いつも明るくどちらかというとキャピキャピしている。
いつもミニスカートでパンツが見えちゃうんじゃないかって心配してた。
と言うか実際時々見えている。ピンクの花柄のパンツが多いい。
あっけらかんとしていて私とは、真逆に感じる。でも嫌いじゃない。
周りを気にして俯いている私に明るく話しかけてくれるからだ。
本当に気を使わないで話ができる唯一と言っていいほどの友人だ。
いつも下校する時は、途中まで一緒に帰る。
そんな6月のある日いつものように校門の外ですばるが待っていた。
「かのんせんぱいー、一緒に帰りましょ」
いつもの調子で笑顔満載で腕に絡みついてくる。
「ちょっとー、あんまり絡みつかないで。恥ずかしいじゃん」笑いながら言う私。
その日は、いつもより絡みついてきた。
内心、すばるの姿が可愛くって笑顔がこぼれてしまう。
「ごめんなさい……」
「ねえ、どうして毎日ついてくるわけ?」
「先輩は、私の憧れなんです」
「憧れって? 私に? どこがいいのよ?」
「だって、カッコいいし。可愛いし……」
「ふーん、そんな事言われたの初めてだわ」
「先輩、家まで行ってもいいですか?」
「私の家まで? 良いけど」
こうして、とりとめない話題に花が咲き気がつくと我が家に着いていた。
「ねえ、先輩ちょっと寄っていっていいですか?」
「いいけど、明日、中間テストだし、勉強しなきゃ…… まあ、ちょっとだけならいいよ」
「いいんですか。うれしー。勉強のじゃまにならないようにちょっとだけ」