インターセックス
第6章 人生初のキッスは、同性だった。
私が我が家に友達を連れてくるのは、初めての出来事だった。
玄関を開けてすばるを招き入れる。
「ただいまー」
「おかえりなさい」
奥のリビングから養母の加奈子が出てくる。加奈子は、薄化粧で夕方になると薄っすらとヒゲが伸びている。
「あらーめずらしい。お友達?」
「ああ、この子同じ書道部の後輩」
「はじめまして。私、立花すばると申します」
「まー可愛い子。どうぞおあがんなさい」
「おじゃましまーす」
すばるが私を見て微笑む。
加奈子が玄関脇の新しいスリッパを揃えてくれる。
「私の部屋は、2階。まあ、あがって」
2階のフローリングの勉強部屋は、加奈子がいつも掃除をしてくれているので綺麗に整頓されている。
部屋には、壁際にベットが置かれ窓際に勉強机がある。
「まあ、よかったらそこに腰掛けて」
部屋には、1つしか椅子が無いのでベットに座るよう勧めた。
すばるの短いスカートは、当然の事ながら座ればパンツが見えてしまう。
加えてピチピチした太腿に目を奪われる。すこしドキッとしてしまう自分に恥じらう。
「すばる、見えてるよ。パンツ」
「やっだー、見えちゃってる?」
カバンを膝の上に置いてパンツを隠すすばる。
「あのー、先輩。さっきの、お母さんですよね」
「あー、そうよ。どうして?」
「ちょっと個性的だなって思って」
「ああ、ヒゲね。少し濃いから、夕方目立つのよねヒゲ。ちょっと訳ありでね。気にしないで」
「えー、なんか訳あるんですか? ちょっと気になるー」
玄関を開けてすばるを招き入れる。
「ただいまー」
「おかえりなさい」
奥のリビングから養母の加奈子が出てくる。加奈子は、薄化粧で夕方になると薄っすらとヒゲが伸びている。
「あらーめずらしい。お友達?」
「ああ、この子同じ書道部の後輩」
「はじめまして。私、立花すばると申します」
「まー可愛い子。どうぞおあがんなさい」
「おじゃましまーす」
すばるが私を見て微笑む。
加奈子が玄関脇の新しいスリッパを揃えてくれる。
「私の部屋は、2階。まあ、あがって」
2階のフローリングの勉強部屋は、加奈子がいつも掃除をしてくれているので綺麗に整頓されている。
部屋には、壁際にベットが置かれ窓際に勉強机がある。
「まあ、よかったらそこに腰掛けて」
部屋には、1つしか椅子が無いのでベットに座るよう勧めた。
すばるの短いスカートは、当然の事ながら座ればパンツが見えてしまう。
加えてピチピチした太腿に目を奪われる。すこしドキッとしてしまう自分に恥じらう。
「すばる、見えてるよ。パンツ」
「やっだー、見えちゃってる?」
カバンを膝の上に置いてパンツを隠すすばる。
「あのー、先輩。さっきの、お母さんですよね」
「あー、そうよ。どうして?」
「ちょっと個性的だなって思って」
「ああ、ヒゲね。少し濃いから、夕方目立つのよねヒゲ。ちょっと訳ありでね。気にしないで」
「えー、なんか訳あるんですか? ちょっと気になるー」