逆ハー戦隊シャドウファイブ
第15章 15 廃墟の罠
一週間近く働くと流石に私も忙しさになれ、笑顔で仕事ができるようになった。改めて『イタリアントマト』は明るくて楽しい賑やかなイタリアンレストランだと思った。
美味しさはもちろんだけど食べた後に元気になる。シャドウファイブのリーダーである赤斗さんそのもののようなお店だ。
さっきも注文書の字を綺麗で読みやすいと褒めてくれ、やる気をさらに上げてくれた。一生懸命に働いて美味しいものを食べる日々はとても幸せだ。
「桃香ちゃん、お疲れ様。明日は休みだけどごめんね、廃墟探索付き合ってね」
「大丈夫です。楽しかったし、とっても美味しかったし」
「ありがと。すごく助かった。また来て欲しいよ。桃香ちゃんがいると店の雰囲気が良くなるよ」
「こちらこそ」
これでシャドウファイブのメンバーのお店全部で働いた。気に入ったところがあれば、そこでずっと働いてくれたらいいよと言ってくれているがさて、どうしよう。どのお店もすごく楽しかった。それぞれのメンバーのように魅力的で選ぶのに困る。かといって、そこ以外のところを改めて探そうかと思う気持ちにもなれない。
これじゃしばらくローテーションで働かせてもらうことになってしまいそうだ。それはそれで迷惑かもしれない。自分はこんなに優柔不断だったとは知らなかった。考えても考えても結論が出ないのでとりあえず成り行きに任せることにした。
美味しさはもちろんだけど食べた後に元気になる。シャドウファイブのリーダーである赤斗さんそのもののようなお店だ。
さっきも注文書の字を綺麗で読みやすいと褒めてくれ、やる気をさらに上げてくれた。一生懸命に働いて美味しいものを食べる日々はとても幸せだ。
「桃香ちゃん、お疲れ様。明日は休みだけどごめんね、廃墟探索付き合ってね」
「大丈夫です。楽しかったし、とっても美味しかったし」
「ありがと。すごく助かった。また来て欲しいよ。桃香ちゃんがいると店の雰囲気が良くなるよ」
「こちらこそ」
これでシャドウファイブのメンバーのお店全部で働いた。気に入ったところがあれば、そこでずっと働いてくれたらいいよと言ってくれているがさて、どうしよう。どのお店もすごく楽しかった。それぞれのメンバーのように魅力的で選ぶのに困る。かといって、そこ以外のところを改めて探そうかと思う気持ちにもなれない。
これじゃしばらくローテーションで働かせてもらうことになってしまいそうだ。それはそれで迷惑かもしれない。自分はこんなに優柔不断だったとは知らなかった。考えても考えても結論が出ないのでとりあえず成り行きに任せることにした。