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逆ハー戦隊シャドウファイブ

第16章 16 ピンク対メンバー全員

 そっと彼の身体を横たわらせグリーンシャドウの元へ行く。

「ピンク。来てくれたのか」
「はい」

 もう無駄なやり取りはなく、グリーンは素直に私を抱き寄せ、胡坐をかいたまま私の身体を軽々持ち上げ腰を落とさせる。

「あんっ!」

 愛撫もなく、ただ挿入するだけの行為なのに素晴らしい快感を得る。グリーンは逞しい身体で私を包み込む。まるで小動物になって可愛がられているような温かい気分になるが、快感の刺激も強い。下から突き上げられ、気持ち良さが頭のてっぺんまで伝わる。

「ピンク。君の、心も、欲しい」
「グリーン……」

 私も同じ思いだ。心も欲しい。私の心はどこにあるのかなと一瞬考えると、ぎゅうっと強く抱きしめられまた身体の快感に引き戻された。

「ありがとう……」

 グリーンは安らかな表情になり目を閉じた。そっと身体を離し、いよいよ最後のレッドシャドウの元へ。


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