逆ハー戦隊シャドウファイブ
第17章 17 ピンクシャドウ対ブラックシャドウ
「えーっと」
そうこうしているうちに、身体がますます疼き、ブラックシャドウが近づいてきた。
「クックックック。ほら、こうしてやろう」
「きゃっ!」
大きく尖ってツンツンになっていた敏感な乳首を両方、指先で撫でられた。スーツの上からなのに、甘い疼きを感じてしまった。
「そんな身体で何をしようと言うのかね? オナニーショーでもするというなら見てやっても構わないがね。クックック」
「くぅー。このセクハラ男っ!」
もう、頭にきた。こんなに腹の立つ男の人に初めて会った。今まで誰かに対してこんなに怒りを感じたことがなかった。
「シールドオン!」
ブィーンと鈍い音をさせバングルから出てきたシールドが大きくなる。手首にはめていたバングルを外し、手で握ってシールドをこぶしの上になる様に持つ。
「このぉー! この、この、この!」
私は緑丸さんのおじいさんから習っていた太極拳の打撃を、ブラックシャドウにお見舞いする。といってもまだまだ修行中なのでクリーンヒットは出ない。
「いってっ、何をする! この凶暴な女め! それでも大和なでしこか!」
「何を言ってるの? あなたこそ男らしくないじゃない!」
「ふんっ、生意気な女め。それは緑丸のじじいの技だろう」
「え? 緑丸って、今」
「はあっ!」
「きゃああっ!」
ブラックシャドウが両足と身体を開いたかと思うと、手のひらを私の胸に当て衝撃を与える。
「あぐうっ! う、く、うくっ」
なんだか苦しい。これってまさかおじいさんが言っていた発勁というものだろうか。
「これで身動きとれまい。ああ、さっきも言ったが、わたしはフェミニストだからどこも傷つけたりしていない。しばらく動けないだけだ」
「ううぅ」
倒れ込んだ私は立ち上がろうとしたが、足にも手にも力が入らない。感覚もあるし動かせるけど横たわって、にじるくらいしかできない。このままだとみんなが怪人にされてしまう。
メンバーたちはまだ熟睡中のようで、私たちの攻防の最中でも目を覚まさない。もう少し時間が欲しい。どうやって時間を稼げば……。
そうこうしているうちに、身体がますます疼き、ブラックシャドウが近づいてきた。
「クックックック。ほら、こうしてやろう」
「きゃっ!」
大きく尖ってツンツンになっていた敏感な乳首を両方、指先で撫でられた。スーツの上からなのに、甘い疼きを感じてしまった。
「そんな身体で何をしようと言うのかね? オナニーショーでもするというなら見てやっても構わないがね。クックック」
「くぅー。このセクハラ男っ!」
もう、頭にきた。こんなに腹の立つ男の人に初めて会った。今まで誰かに対してこんなに怒りを感じたことがなかった。
「シールドオン!」
ブィーンと鈍い音をさせバングルから出てきたシールドが大きくなる。手首にはめていたバングルを外し、手で握ってシールドをこぶしの上になる様に持つ。
「このぉー! この、この、この!」
私は緑丸さんのおじいさんから習っていた太極拳の打撃を、ブラックシャドウにお見舞いする。といってもまだまだ修行中なのでクリーンヒットは出ない。
「いってっ、何をする! この凶暴な女め! それでも大和なでしこか!」
「何を言ってるの? あなたこそ男らしくないじゃない!」
「ふんっ、生意気な女め。それは緑丸のじじいの技だろう」
「え? 緑丸って、今」
「はあっ!」
「きゃああっ!」
ブラックシャドウが両足と身体を開いたかと思うと、手のひらを私の胸に当て衝撃を与える。
「あぐうっ! う、く、うくっ」
なんだか苦しい。これってまさかおじいさんが言っていた発勁というものだろうか。
「これで身動きとれまい。ああ、さっきも言ったが、わたしはフェミニストだからどこも傷つけたりしていない。しばらく動けないだけだ」
「ううぅ」
倒れ込んだ私は立ち上がろうとしたが、足にも手にも力が入らない。感覚もあるし動かせるけど横たわって、にじるくらいしかできない。このままだとみんなが怪人にされてしまう。
メンバーたちはまだ熟睡中のようで、私たちの攻防の最中でも目を覚まさない。もう少し時間が欲しい。どうやって時間を稼げば……。