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逆ハー戦隊シャドウファイブ

第19章 19 ラストバトル

 レッドシャドウはコスモ銃を構える。この銃は空気中の微細な鉱物の成分を十分集める。その鉱物の成分が圧縮され弾となる。撃ち込まれた弾は身体を貫通せず、骨に留まり十倍の重さ約10キロほどとなり、敵の動きを緩慢にさせるのだ。
つまり10発撃ち込めば、敵は100キロの足枷を背負うことになる。

 ブルーシャドウは薄くて透けそうな刀を持っている。遠くから見るとただの美しい刀だが、良く見ると実は光の粒子で出来ている。あの有名な光の剣のように見えるかもしれないが、この刀で肉体を斬ることはない。
この光刀が斬るものは加工されたものだけで、主に怪人の武器を切り刻んできた。

 イエローシャドウの鞭は変幻自在で、ダメージを与えるよりも拘束の意味が大きい。四肢の自由を奪い、軽く力が抜ける程度の電流が流される。つかもうと思っても無駄だ。
バトルスーツを着ているもの以外は、ウナギのようにぬるぬると滑り、捕まえ続けるだけになるだろう。

 ホワイトシャドウは、敵の武器やアイテムを奪うようにブーメランを放つ。追撃機能がついたブーメランは一度かわされても、何か敵から取得するまで追い続けることだろう。

 グリーンシャドウの武器は言わずもがな肉体が武器だ。太極拳の達人でもある彼は、確実に相手のツボを押さえ、たちどころに戦意を失わせるだろう。肉体のエキスパートなのだ。

 そしてピンクシャドウの私はシールドを出して身を守っています。ですが攻撃にも使えることがわかりました。

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