逆ハー戦隊シャドウファイブ
第2章 2 歓迎会
「あんな極端なことがなければ平気だからね」
「俺が詰めすぎたんじゃないぞ。みんながピンクは女ってわかりやすくしろっていうからさー」
「まあまあ。おかげで桃香ちゃんが入ってくれたことだし」
「そうだな。また乾杯しようぜー」
「おーう!」
ワインを一人一本程度空けてしまい、すっかり出来上がると私も気分が良くなり「ピンクシャドウとしてがんばります!」と張り切って宣言する。
何度も世界平和について乾杯してから、冷静な青音さんがタクシーを呼んでくれ私は帰宅した。
1人暮らしの狭いアパートに帰るとふうっと酔いがさめ、これは夢かなと思ったが、手に持っている大きな紙袋の中のピンクシャドウの衣装がこれは現実だと言っている。
「私も正義の味方かあー。がんばろ」
明日からメンバーのお店を一週間ごと交代で手伝うことになっている。いつまた怪人が現れるか分からないし、どうなるか分からないけど、素敵な5人組に会えただけで、なんだか人生が大きく変わりそうな予感がする。いつの間にか失恋の痛みは消えていて、新しい明日への希望が胸を膨らませていた。
「俺が詰めすぎたんじゃないぞ。みんながピンクは女ってわかりやすくしろっていうからさー」
「まあまあ。おかげで桃香ちゃんが入ってくれたことだし」
「そうだな。また乾杯しようぜー」
「おーう!」
ワインを一人一本程度空けてしまい、すっかり出来上がると私も気分が良くなり「ピンクシャドウとしてがんばります!」と張り切って宣言する。
何度も世界平和について乾杯してから、冷静な青音さんがタクシーを呼んでくれ私は帰宅した。
1人暮らしの狭いアパートに帰るとふうっと酔いがさめ、これは夢かなと思ったが、手に持っている大きな紙袋の中のピンクシャドウの衣装がこれは現実だと言っている。
「私も正義の味方かあー。がんばろ」
明日からメンバーのお店を一週間ごと交代で手伝うことになっている。いつまた怪人が現れるか分からないし、どうなるか分からないけど、素敵な5人組に会えただけで、なんだか人生が大きく変わりそうな予感がする。いつの間にか失恋の痛みは消えていて、新しい明日への希望が胸を膨らませていた。