逆ハー戦隊シャドウファイブ
第2章 2 歓迎会
「あれってどうやってやっつけたんですか?」
匂いを思い出したようで、白亜さんは口を半開きにして遠くを見つめるような虚ろな表情を見せる。猫のフレーメン反応みたいだ。
赤斗さんがふうっとため息をついて「脱臭剤を開発したんだ」とワインを一口飲む。
「そのときはまだシャドウファイブは結成してなかったから、そのまま現れたところに行って、みんなで囲んだんだけど」
その時の開発された脱臭剤は、野球ボールくらいの大きさのもので、投げつけると、脱臭し、更には冷却するというすごい武器で、腐臭マンを見事、匂いの元を断ち、凍らせ、粉々にしたということだ。
「すごいんだー」
私は感心してみんなを見まわす。
「そうだ。ピンクの衣装渡しておくから一応、いつでも服の下に着ておいて。洗い替えに3着渡しておくから」
「え? いつも着るんですか?」
確かにいざっていう時着替えてる暇はないかもしれないけど、ちょっと常に着るのって夏場とかどうなんだろう。うーんと心配していると黄雅さんが衣装について説明をしてくれた。
「これはさ、N〇S〇開発のパワードスーツを更に改良したもので、打撃にももちろん強いけど、耐熱耐冷保湿撥水放熱――」
とにかく着ていることを忘れるくらいナチュラルでしかも強い服らしい。ただ内側の強度が強くなかったせいで、ピンクの衣装は胸が破れてしまったとのことだ。
匂いを思い出したようで、白亜さんは口を半開きにして遠くを見つめるような虚ろな表情を見せる。猫のフレーメン反応みたいだ。
赤斗さんがふうっとため息をついて「脱臭剤を開発したんだ」とワインを一口飲む。
「そのときはまだシャドウファイブは結成してなかったから、そのまま現れたところに行って、みんなで囲んだんだけど」
その時の開発された脱臭剤は、野球ボールくらいの大きさのもので、投げつけると、脱臭し、更には冷却するというすごい武器で、腐臭マンを見事、匂いの元を断ち、凍らせ、粉々にしたということだ。
「すごいんだー」
私は感心してみんなを見まわす。
「そうだ。ピンクの衣装渡しておくから一応、いつでも服の下に着ておいて。洗い替えに3着渡しておくから」
「え? いつも着るんですか?」
確かにいざっていう時着替えてる暇はないかもしれないけど、ちょっと常に着るのって夏場とかどうなんだろう。うーんと心配していると黄雅さんが衣装について説明をしてくれた。
「これはさ、N〇S〇開発のパワードスーツを更に改良したもので、打撃にももちろん強いけど、耐熱耐冷保湿撥水放熱――」
とにかく着ていることを忘れるくらいナチュラルでしかも強い服らしい。ただ内側の強度が強くなかったせいで、ピンクの衣装は胸が破れてしまったとのことだ。