逆ハー戦隊シャドウファイブ
第3章 3 ヘアーサロン・パール
今日からピンクシャドウ改め、ホワイトシャドウになった松本白亜さんの美容室『ヘアーサロン・パール』で働くことになった。
本当はレッドシャドウ、田中赤斗さんのイタ飯屋『イタリアントマト』で働く予定だったが、一緒に経営している白亜さんのお母さん、明美さんが指を怪我してしまい、急きょそちらを手伝うことになった。
「よろしくね。桃香ちゃん。ほんとっ、助かるわあー」
明美さんは白亜さんによく似ていて可愛らしく柔らかい雰囲気で年齢不詳だ。
「いえ、ほんと、何ができるかわかりませんが、お掃除とか、出来ることがあれば」
「うふふっ、ありがと。じゃ、今日は予約も少ないし、シャンプー練習しましょっ」
「はい! え? シャンプー? いきなり?」
「そうねえ。白亜にしてもらって何となく感じつかんでみてくれる?」
「ええっ? 白亜さんにシャンプーしてもらうんですか?」
「そうよ。いいわよねえ? 白亜」
ハサミをチェックしている白亜さんに明美さんが声を掛けると「いいよー」と気楽そうな声でハサミを道具入れにしまいやってきた。
「確かに一回しとくとわかりやすいよね。じゃ、桃。そこのシャンプー台に座って」
「は、はいっ」
本当はレッドシャドウ、田中赤斗さんのイタ飯屋『イタリアントマト』で働く予定だったが、一緒に経営している白亜さんのお母さん、明美さんが指を怪我してしまい、急きょそちらを手伝うことになった。
「よろしくね。桃香ちゃん。ほんとっ、助かるわあー」
明美さんは白亜さんによく似ていて可愛らしく柔らかい雰囲気で年齢不詳だ。
「いえ、ほんと、何ができるかわかりませんが、お掃除とか、出来ることがあれば」
「うふふっ、ありがと。じゃ、今日は予約も少ないし、シャンプー練習しましょっ」
「はい! え? シャンプー? いきなり?」
「そうねえ。白亜にしてもらって何となく感じつかんでみてくれる?」
「ええっ? 白亜さんにシャンプーしてもらうんですか?」
「そうよ。いいわよねえ? 白亜」
ハサミをチェックしている白亜さんに明美さんが声を掛けると「いいよー」と気楽そうな声でハサミを道具入れにしまいやってきた。
「確かに一回しとくとわかりやすいよね。じゃ、桃。そこのシャンプー台に座って」
「は、はいっ」