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レズビアン。始めました。

第4章 同居

レズビアンとして


レズビアン掲示板に投稿したのは、由愛の方だったが


案外レズビアンとしてベタベタらぶらぶすることが


苦手だと判断した由愛は


そもそも自分がレズビアンなのか


と疑いだした。


当初郁子と会って少しだけ


同性愛についても語っていたのだが


聞いてみると郁子の方はがっつり


女の人の方がタイプだという


しかし、当の由愛はそうではなく


夜の仕事もしていた為


男性と触れ合うことは多く


男性と寝ることには抵抗がなかった。


ましてや男性におかされることもない


郁子と一緒に寝ていることに


ふつふつと疑問が湧いて出てくることもあった。


しかたない・・・同居してくれたんだから


文句を言ってはいけない・・・


心に言い聞かせた由愛は、



一か月程、仕事は休んで


この暮らしを続けることができた

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