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レズビアン。始めました。

第4章 同居

同居しだしてから


二ヶ月目


ようやく面接も受かり仕事を始めようとした時だった



由愛は夜の仕事を


郁子は日中に仕事に出る。


これはすれちがう生活になってしまう


と心に決めていたのは由愛だけで


なんの相談もなく


勝手にきめていた。


「郁子私夜の仕事やることになったから、一緒にいる時が少なくなるかもしれない」


「そ・・・そうなんだ」


すこし悲しそうにする郁子に


「仕事だから仕方ないよ」


「私も貯金があったらよかったのにごめん」




「いや・・・まあ仕方ないよ」




二人で慰めあって生活していくしかない。




思えば私のわがままで同居してもらったこともあるのに



勝手に仕事を決めるのも・・・私も



おかしいのか・・・



考えなおすときりがなかった。



由愛は、たびたび地元に帰って


いろんな人に相談をすることにしてみた。





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