スタイリストあさみ
第1章 AV女優になるまで……
あさみの仕事はヘア&メイク担当及びスタイリストで、撮影する女優のそれらを一人でこなす、元気な24歳です。この仕事を始めて半年になるのですが、監督の意向や女優の希望などを踏まえ、アレンジも出来るようになり、以前にもまして遣り甲斐のある仕事だと思うようになりました。この仕事をするようになった切っ掛けは、監督の安藤に声を掛けられたからでした。
現在午後2時。今日の撮影は、午後1時開始の予定になっていましたが、未だに始まらなのは、女優がまだ現れていないからなのでした。
「アヤちゃんまだ来ないの?もう1時間も過ぎてるんだけど……、女優が来なきゃ始まらねーんだよな!」と監督の安藤がスタッフに確認します。
「監督!電話も繋がりません!」スタッフも心配そうです。
「困ったな、もう男優だってスタンバってるのに……。」このまま返したら大損だよ!少なくともカメラワークや調整くらいはしとかないと。後日本番だけサッと撮るようにするしかねーな!これだから本当は、安い女優使いたくないんだよ!」
そう、会話で分かるようにあさみの職場は、AVを撮影するスタジオなのです。
あさみは心配そうに成り行きを見ていると、監督が「あさみちゃん!ちょっと……。」とあさみに手招きしています。あさみが近寄ると、
「あさみちゃん、ごめん!女優来ないから今日仕事ないんだよね。そこで相談なんだけどさー、カメラワークや調整だけでも女優なしでやっておきたいんだよ!だからあさみちゃんにちょっと女優の代わりをやって欲しいんだよね!」
「え!私ですか!私は、そんな、……。ちょっと……困ります……。」あさみは赤い顔になり、もじもじとしながら、真面目に答えると
「はははは!あさみちゃんに女優やれって言ってるんじゃないんだよ!女優の位置にいてくれるだけで良いんだ!カメラが動いたりどういう風に撮るかとか確認するだけだから……。やってくれたら全額とはいかないまでも、ある程度は、今日の手当出すよ!」
「な~んだ!ビックリした!ただいるだけで良いのね!」あさみがホッとして言うと、
「任せとけ!俺は、約束を破ったことがないのが自慢なんだ!」と胸を張って言う監督に、あさみは、
「あれ?この前誰か、約束が違うじゃないか!って怒鳴りこんで来ませんでした?」
「よ、よし、始めるぞー!」監督は答えませんでした。
現在午後2時。今日の撮影は、午後1時開始の予定になっていましたが、未だに始まらなのは、女優がまだ現れていないからなのでした。
「アヤちゃんまだ来ないの?もう1時間も過ぎてるんだけど……、女優が来なきゃ始まらねーんだよな!」と監督の安藤がスタッフに確認します。
「監督!電話も繋がりません!」スタッフも心配そうです。
「困ったな、もう男優だってスタンバってるのに……。」このまま返したら大損だよ!少なくともカメラワークや調整くらいはしとかないと。後日本番だけサッと撮るようにするしかねーな!これだから本当は、安い女優使いたくないんだよ!」
そう、会話で分かるようにあさみの職場は、AVを撮影するスタジオなのです。
あさみは心配そうに成り行きを見ていると、監督が「あさみちゃん!ちょっと……。」とあさみに手招きしています。あさみが近寄ると、
「あさみちゃん、ごめん!女優来ないから今日仕事ないんだよね。そこで相談なんだけどさー、カメラワークや調整だけでも女優なしでやっておきたいんだよ!だからあさみちゃんにちょっと女優の代わりをやって欲しいんだよね!」
「え!私ですか!私は、そんな、……。ちょっと……困ります……。」あさみは赤い顔になり、もじもじとしながら、真面目に答えると
「はははは!あさみちゃんに女優やれって言ってるんじゃないんだよ!女優の位置にいてくれるだけで良いんだ!カメラが動いたりどういう風に撮るかとか確認するだけだから……。やってくれたら全額とはいかないまでも、ある程度は、今日の手当出すよ!」
「な~んだ!ビックリした!ただいるだけで良いのね!」あさみがホッとして言うと、
「任せとけ!俺は、約束を破ったことがないのが自慢なんだ!」と胸を張って言う監督に、あさみは、
「あれ?この前誰か、約束が違うじゃないか!って怒鳴りこんで来ませんでした?」
「よ、よし、始めるぞー!」監督は答えませんでした。