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スタイリストあさみ

第1章 AV女優になるまで……

これから今日のAV撮影が始まります。

男優と女優がベッドに座り、監督が、

「じゃー、始めようか!スタート!」

暫くして監督が、

「うーん、なんか、こう、もうちょっと、なんとかならないかな?」

男優は、「どういう感じですかね?」と聞くと、監督は、

「いや、あなたはそれでいいと思うんだけど、真美ちゃんの方なんだよね。一応清楚で初々しいっていう設定だから……。」それにカチンときた真美は、

「私が悪いっていうの?私は、ちゃんとやってるつもりだけど!気に入らないんなら私帰る!」と言って、さっさと服を着てスタジオを出ていってしまいました。

一同呆気にとられて、ポカンとしていると、男優が

「困ったね!女優がいなきゃ撮影できないじゃん!」と言うと、スタッフが全員あさみの方を見ました。スタッフが、

「女優いるじゃん!」と言うと、「いるよなー!初々しい女優」と口々に言い始めました。あさみは、

「え?わ、私?……。」監督が、「ハイハイ時間ないよ、準備して!」と言って、あさみの腰を押して、男優の方へ誘導し、あさみは代役をこなしました。















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