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介護のお仕事

第3章 排泄介助 ゆうこ

ゆうこは、利用者さんに胸を触られるも、利用者さんを抱え上げると、一度立ってもらい、ズボンを下げ、ポータルトイレに座ってもらった。

すると、その利用者さんは、座ると同時にゆうこの太ももやお尻を触りだした。といっても右半身に麻痺があるらしく、左手しか動かせない。

「止めてください!」

と言って手を払うも意外としつこい。そのまま布団を直したりしているゆうこのお尻を触りまくる。ゆうこは

「もう!こういうことはよくあるんですよね!男性の利用者さんはいつまで経っても、こういうことには興味があって……。他の介護員とかが見てるとやっぱり恥ずかしいし、ついキツい口調で怒っちゃうんです!」

と言ってる最中も利用者さんは、ゆうこのお尻を触っている。

「ダメですって!」

と手を払うも直ぐにまた、触り出す。ゆうこは、きりがないと思ったのかそのままベッドを直しながら、雅也に

「実習はどうですか?いろいろ大変だと思いますが、分からないことは、積極的に聞いて頑張って下さいね!」と言う。

雅也は、「ありがとうございます。そうします。」と返事をする。

利用者さんは、未だに、ゆうこのお尻を触っている。お尻というより、ゆうこがいつの間にか少し股を開いているので、内太ももから股の間に手を入れ、ゆうこのアソコまで触っている。ゆうこは、たまに無言で利用者さんの手を軽く払うも、厳しい口調で怒ることはなくなっている。逆にいうと利用者さんからすれば、一番触りやすい位置にゆうこがいて、お尻があるように見える。

「あぁ……、ダメですよ~。」

と言う、ゆうこの口調は柔らかい。

ゆうこは、アソコを触る利用者さんの手を軽く払い、利用者さんと同じ目線に体を屈め、「ダメですよ~。他の介護員にやったら怒られますよ~!」

と言いう。利用者さんは早速ポロシャツの中に手を入れる。ゆうこは、それを振り払う素振りもなく

「ダメですって!」

と言いながら、そのままの姿勢を保っている。

「あぁ……」

ゆうこの声が漏れる。利用者さんは好きなように触っているようだ。





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