テキストサイズ

愛が、メロディにのって

第1章 愛が、メロディにのって

         15

 望さんの舌が、わたしのあそこを優しく優しく撫でています。
 「百合さん
  百合の花の蜜が
  いっぱいになりました
  また吸いますね」
 優しく吸っては、舌で優しく撫でてくれます。
 舌で優しく撫でてくれては、優しく吸ってくれます。
 そのくりかえしのなかで、わたしは気持ちよさにひたっていました。
 「百合さん
  もっともっと
  気持ちいいところを
  舌で撫でますね」
 望さんの舌が、クリトリスを撫でてくれはじめました。
 わたしは、
 「アーッ
  イイ」
 と、すこしエッチな言いかたをしてしまいました。
 でも、エッチになるほうが、いいと思いました。 
 だって、愛しあうときは、エッチなほうがいいんですもの。
 それまでと比べものにならないくらいの、気持ちよさです。
 望さんの舌は、あそこを撫でていたときと同じように、優しく優しく撫でてくれるのです。
 わたしのあそこの上のほうで、可愛くポチッと顔をのぞかせているところを中心に、優しく優しく舌で撫でてくれます。
 わたしは、首を振り、胸をくねらせ、望さんの頭をつかんだりしたのですが腰は動かしませんでした。
 腰を動かせば、望さんの舌が、離れていってしまうと思ったからです。
 それは、
 嫌。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ