無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　　　　　　　　　９

　わたしは、キスがこんなに気持ちいいものだとは思いませんでした。
　キスを続けていましたら、望さんの舌がわたしの口の中に入ってきましたのでびっくりしました。
　わたしがびっくりしたのがわかったみたいで、
　「キスも
　　はじめて？」
　わたしは、コックリと頷きました。
　「それなのに
　　ああ
　　それなのに」
　望さんは、ギュッといっそう力をいれて、わたしを抱きしめてくれました。
　そして、そのまま、
　「百合さん
　　百合さん」
　と言い続けて、ずっと抱きしめていてくれました。
　望さんが、
　「百合さん
　　プレゼントの
　　包装紙をとっていいですか？」
　と言いました。
　「いいですけど
　　もっときれいな
　　プレゼントにしたいので
　　シャワーを浴びたいです」
　「そうですよね
　　私は
　　あがってるみたいだ」
　「うふふ」
　望さんに先にシャワーを浴びてもらって、用意してあったガウンを着てもらい、わたしもシャワーを浴びてガウンを着て、一緒に寝室に行きました。