
ぼっち─選択はあなたに─
第19章 優勝者 VS クロード【選択5】
キイィィン───!!
盾と包丁の衝撃で火花が散る。
「あああああああああっ!!」
メキユは再び雄叫びをあげると、高速で盾を斬りつけた。
キンキンキンキン!!
しかし頑丈な盾はびくともしない。
「無理だ! それは絶対壊せねぇよ、ちびっこ!」
討伐隊の男が声をあげる。
「ああ、もう見ていられねぇっ……残念だが、この試合はクロードの勝ちだ」
「………」
討伐隊の男の言葉にウラユたちは無言になる。
しかし、
「そうかしら? アタシはあの子なら、どんな盾だろうが壊せると思うのよ」
「えっ!?」
「意志の強さよ」
レシピェールはニヤリと笑った。
「あああああっ……あああああああ゛っ!!」
キンキンキンキンキンキンキンキン!!
「……っ……」
クロードは顔をしかめる。
今までびくともしなかった盾だが、次第に衝撃を感じるようになった。
どんな攻撃も跳ね返す鉄壁の盾だが、もしかするとメキユはその常識を覆してしまうかもしれない。
「……シールドバッシュ!!」
再びクロードは盾を突き出して体当たりしようとした。しかしメキユは素早くそれをかわす。
「!!」
メキユの姿が目の前から消えたと思うと、背中に激しい痛みを感じた。
盾と包丁の衝撃で火花が散る。
「あああああああああっ!!」
メキユは再び雄叫びをあげると、高速で盾を斬りつけた。
キンキンキンキン!!
しかし頑丈な盾はびくともしない。
「無理だ! それは絶対壊せねぇよ、ちびっこ!」
討伐隊の男が声をあげる。
「ああ、もう見ていられねぇっ……残念だが、この試合はクロードの勝ちだ」
「………」
討伐隊の男の言葉にウラユたちは無言になる。
しかし、
「そうかしら? アタシはあの子なら、どんな盾だろうが壊せると思うのよ」
「えっ!?」
「意志の強さよ」
レシピェールはニヤリと笑った。
「あああああっ……あああああああ゛っ!!」
キンキンキンキンキンキンキンキン!!
「……っ……」
クロードは顔をしかめる。
今までびくともしなかった盾だが、次第に衝撃を感じるようになった。
どんな攻撃も跳ね返す鉄壁の盾だが、もしかするとメキユはその常識を覆してしまうかもしれない。
「……シールドバッシュ!!」
再びクロードは盾を突き出して体当たりしようとした。しかしメキユは素早くそれをかわす。
「!!」
メキユの姿が目の前から消えたと思うと、背中に激しい痛みを感じた。
